アデノウイルス3型
Adenovirus Type 3
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アデノウイルスは1953年Roweらがヒト・アデノイドを培養中、自然に細胞変性を起こす要因として発見しました。ヒト・アデノウイルスには41の血清型が知られており、上気道炎・流行性角結膜炎・咽頭結膜炎(プール熱)、胃腸炎などを起こします。実験的腫瘍ウイルスとしても研究されています。アデノウイルス3型は、学齢期またはそれ以降で顕性感染を起こしやすく、咽頭結膜炎(プール熱)・新兵熱・夏かぜ・急性濾胞性結膜炎などを引き起こします。
筆者の経験では、上気道炎でも少し長期化しやすく、咽喉の他、耳などにも長期間残存している場合があります。内耳に感染するとめまい・耳鳴り・難聴などの原因になる場合があるようです。
1996年06月06日 掲載
2008年06月02日 更新
山本重明