CA19-9

腫瘍マーカーのひとつ。膵癌で90%近く、胆道系癌で40〜80%、胃癌・大腸癌で約30%が陽性で、消化器系癌を中心に有用性の高さが認められています。良性疾患での偽陽性は胆石症で20%程度であるほかはきわめて頻度が低く、平均して10%以下です。この癌特異性の高さが特徴であり、膵癌を中心に腫瘍マーカーとして用いられています。ヒト大腸癌細胞を直接マウスに免疫し、そのリンパ球について細胞融合を経て得られたモノクローナル抗体の中から腫瘍マーカーとして使用しうる抗体を選択するという手法で開発されたものです。

1996年06月06日 掲載
2008年06月02日 更新
山本重明