Oncogene c-fos Ab-1
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c-fosという種類の癌遺伝子に対する抗体の一種でAb-1 はそのモノクローナル抗体です。c-fos は正常細胞にも潜在し、細胞活性の一つの指標とされています。侵害刺激により侵害受容性二次ニューロンの核内において c-fosが増加します。ラットの後足に炎症を与えた後、腰髄灰白質に認められる c-fos活性発現が、モルヒネ投与下では抑制され、またこの抑制効果はモルヒネの拮抗薬であるナロキソンにより拮抗されることが発表されています[Presley,R.W.,et al.:1990]。脊髄におけるc-fosの増加は、侵害刺激の痕跡が中枢性に記憶をとどめる可能性を示しています。
筆者の経験では、ある程度の痛みのある場所において、Substance P などとともにO−リングテストで共鳴現象が観察されます。ある程度の痛み刺激により、出現したり増加し、それに比べるとSubstance P のほうがより軽い刺激でも出現しやすいようです。
1996年06月06日 掲載
2008年06月02日 更新
山本重明