Oncogene c-fos Ab-2
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c-fos という種類の癌遺伝子に対する抗体の一種でAb-2 はそのアフィニティ精製ポリクローナル抗体です。癌遺伝子(Oncogene)は、正常細胞を悪性化状態に形質転換する過程に関与する蛋白質産物をコードする遺伝子です。c-fos は細胞性(cellular)癌遺伝子の一つで、鋳型DNAからのmRNAの転写をつかさどる因子としてしられている核蛋白質をコードしています。細胞の核の中にあって最初にシグナルを受けて反応する癌遺伝子はfosとjunであり、両者は共同して細胞の分裂と増殖に必要な遺伝子を次々に転写していくため、「転写調節因子」とも呼ばれています。この故障は細胞の異常増殖につながり、癌を引き起こします。fos (Finckel osteosarcomaの略)の名前は、シカゴのフィンケルがマウスに骨肉腫を作る癌ウイルスの中からみつけたことによっています。
大村恵昭教授によると、Oncogene c-fos Ab-2は、ほとんどの癌の部分でO−リングテストによって共鳴現象がみられ、細胞レベルで調べると核の部分に存在しているとされています。O−リングテストによる癌の診断のひとつの条件に取り入れられています。健常部でも、有害な電磁波に被爆したあと一過性に出現することが観察されています。
1996年06月06日 掲載
2008年06月02日 更新
山本重明