RSウイルス
Respiratory Syncytial Virus
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感染時に起こる細胞変性がシンチチウム(合胞体)形成という特異な形を示すことに由来して名付けられました。呼吸器感染症を起こし、軽症から重症まで多彩な病像を示します。とくに乳幼児では細気管支炎、肺炎の主要病原体です。年長児や成人では急性上気道炎で終わりますが、8ヵ月未満の乳児ではその半数に下気道症状が起こります。この違いは過去の感染による抗体保有の有無によると考えられています。
流行は秋・冬から春にかけてみられます。
筆者の経験では、成人においても、初期から気管から気管支の下気道に炎症を起こし、ひどい咳き込み症状などが見られたり、上気道炎に軽い下痢を併発する場合などがみられます。
1996年06月06日 掲載
2008年06月02日 更新
山本重明