風疹ウイルス
Rubella Virus

飛沫感染により小児に軽症な発疹性熱性疾患(風疹)を起こしますが、妊娠3ヶ月以内の妊婦が感染すると胎児にも感染を起こし、先天性風疹症候群の子どもを出産する危険性が高くなります。風疹は「三日はしか」とも呼ばれ、発熱・発疹・リンパ節腫脹を三大主徴とします。潜伏期は14〜21日で、微熱ないし中等度の発熱と同時に発疹が出現しあます。発疹は、麻疹と猩紅熱の皮疹の中間的大きさの淡紅色斑状丘疹で、顔から躯幹・四肢と拡がり、約3日間で消退します。リンパ節腫脹は発疹出現数日前から見られ、後頭部・頸部に著明で、3〜4週間続きます。

1996年06月06日 掲載
2008年06月02日 更新
山本重明